トーレス引退会見「自分のベストに到達できていない」 ラストは8・23神戸戦

 J1鳥栖のFWフェルナンドトーレス(35)が23日、都内で現役引退会見を開き、「自分のベストのレベルに到達できていない」など決断の理由を語った。友人のMFイニエスタ、FWビジャが所属する神戸との8月23日のホーム戦を最後の試合にすると報告。その後は鳥栖にアドバイザーとして協力する。

 会見には海外を含め約70社、約150人の報道陣が出席。日本のファンに感謝したトーレスは、「(鳥栖の)若手の選手育成に目を向けていきたい」と語った。古巣アトレチコ・マドリード(スペイン)の指導者となることは「現段階ではない」としたが、将来的な可能性は否定しなかった。思い出のゴールにはJ1残留を濃厚にした昨年11月の横浜M戦の決勝点を挙げた。

 鳥栖の竹原稔社長によると、引退を切り出されたのは最近のことといい、「12月までやって最後、助けてよ」と慰留したが、意志は固かった。トーレスは引退後、マドリードに戻り、同社長とは「年内に数回」会う約束をしているという。

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