日本、ウルグアイと2-2引き分け 三好が2得点
「南米選手権・1次リーグ、日本2-2ウルグアイ」(20日、ポルトアレグレ)
日本がウルグアイと引き分け、勝ち点1を手にした。MF三好が2得点と活躍したが、すぐに追いついてくるウルグアイの勝負強さを見せつけられた。ただ、引き分けたことで1次リーグ突破の可能性が残った。
先制は日本だった。前半25分、柴崎からのパスを受けたMF三好が右サイドを持ち上がり、利き足ではない右足でニアサイドを打ち抜いた。
しかし、その後すぐにDF植田が自陣エリア内でカバニへのファウルを取られ、PKを献上。一見すると、何がファウルか判然としないプレーだったが、VAR(ビデオアシスタントレフェリー)による確認を経てくだされた。このPKを同32分にFWスアレスに決められた。
後半14分には三好がこの試合2点目となるゴールを決め、日本が勝ち越したが、ウルグアイもすぐに反撃に転じる。同21分、CKからDFヒメネスが決めた。
日本は後半38分に久保を三好に代えて投入。同42分には岩田を立田と交代した。
カバニ、スアレスという世界トップクラスの2トップを筆頭に、高さ、強さ、抜け目なさを兼ね備えたウルグアイに何度も日本ゴールは脅かされたが、守備陣を中心に勝ち越しは許さなかった。
日本は日本時間の25日午前8時からエクアドルと対戦する。南米選手権は3グループの3位チームのうち、上位2チームも準々決勝に進める。