神戸、フィンク新監督を発表 やっぱり攻撃的!“劇薬”投入断行

 リーグ開幕から3カ月半で2度目の監督交代劇-。J1神戸は8日、吉田孝行監督(42)が同日付で退任し、新監督にドイツ出身のトルステン・フィンク氏(51)が就任すると発表した。三浦淳寛スポーツダイレクターは1日の磐田戦後に吉田監督の続投を明言していたが、低迷するチームに“劇薬”投入を断行した。

 神戸は昨季から“バルセロナ化”を目指し、ビジャ、イニエスタ、ポドルスキの「VIP」を中心とする攻撃的なスタイルを推進してきた。ただ、今季は守備組織の破綻もあってリーグ戦7連敗を喫するなど、第14節終了時点で4勝2分け8敗の勝ち点14で13位。吉田監督は守備に重点を置く布陣を敷き、直近2試合は1勝1分けと立ち直りの兆しを見せていたが、クラブは攻撃的なチームを志向する外国人監督に再建のかじを委ねた。

 フィンク氏はこの日、神戸市内のクラブハウスで選手らにあいさつ。帰途につく際、何も語ることはなかったが、報道陣に向けてサムアップして笑顔を見せた。新監督は就労環境が整い次第チームを率い、早ければJ1再開後初戦となる15日のFC東京戦(味スタ)から指揮を執る。危機的状況にあるチームに“化学変化”をもたらすか。

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