神戸、当面は吉田監督続投へ ビジャPKで先制もドロー
「明治安田生命J1、磐田1-1神戸」(1日、エコパスタジアム)
神戸はFWダビド・ビジャ(37)のPKで先制も、磐田に後半ロスタイムに追い付かれ、1-1で引き分けた。
FWビジャの言葉が全てを物語っていた。「最後に勝ち点2を失った」。神戸が終了間際に追い付かれ、土壇場で今季2度目の2連勝を逃した。
MF三田が得たPKをビジャが右隅に決め、開始3分で幸先良く先制した。上々の立ち上がりも磐田FWロドリゲスの推進力に押し込まれて失速。攻撃をけん引したビジャも絶好機を逃し続け、最後に“ツケ”を払う形となった。後半48分にDFダンクレーがシュートを手でかき出し、退場と引き換えに失点を阻止。与えたPKを一度はGK吉丸が止めたが、こぼれ球を押し込まれた。
波に乗れないまま2週間の中断期間に入るが、三浦SDは吉田監督の続投について「もちろんです」と断言。観戦に訪れた三木谷会長も「覚悟を決めてやってほしい」と後押しする姿勢を示した。
三浦SDらは23日から渡欧し、昨季までイングランド・プレミアリーグのアーセナルを率いたベンゲル氏側と交渉を行ったとみられるが、当面は吉田体制の継続が決まった。