22年W杯はカタール単独開催&32チームのまま

 国際サッカー連盟(FIFA)は22日、2022年W杯を当初の通りカタール単独開催で32チームが出場する方式で実施すると発表した。16チーム増で、周辺国と共催する案の検討が進められており、まとまれば6月のFIFA総会に諮られる予定だったが、これを断念した。

 共催国候補にはクウェートやオマーンのほか、17年6月からカタールとの断交が続いているサウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンが挙がっていた。しかし、FIFAは「現在の状況下では、実現できないとの結論に達した」とハードルが高かったことを認めた。

 中東初開催のカタール大会は通常の6~7月ではなく、酷暑を避けるため11月21日~12月18日までの会期で行われる。米国、カナダ、メキシコによる史上初の3カ国共催となる26年大会は、出場枠が48チームに増えることが決まっている。

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