7月にFCバルセロナ来日 J1神戸、チェルシーと対戦 三木谷会長も登壇

 記者発表会で話す楽天・三木谷会長(左)とFCバルセロナのエリック・アビダル氏=都内(撮影・西岡正)
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 スペインの名門バルセロナが7月に来日し、J1神戸、イングランド・プレミアリーグのチェルシーと対戦する「Rakuten Cup」の開催が18日、発表された。

 7月23日に埼玉スタジアムで「バルセロナ-チェルシー」が、同27日にノエビアスタジアム神戸で「バルセロナ-神戸」が行われる。

 主催する楽天の三木谷浩史会長兼社長は会見に出席し、「(バルセロナVSチェルシーは)今回は世界が注目する戦いになるのではないかなと思っています。ヴィッセル神戸には3人、バルセロナの中核を担っていた選手がおります。彼らもこのような形で対戦するというのはもしかしたら予測もしていなかったのではないかなと思いますが、それが実現するということです」と一大イベントになることに自信を見せた。

 またバルセロナ側からは元フランス代表で、同クラブのテクニカルセクレタリーという役職を務めているエリック・アビダル氏が登壇。神戸にMFアンドレス・イニエスタら元バルセロナの選手が3人所属していることを念頭に、「日本のチームにバルサウェイを伝え、ユースチームやアカデミアにとってもプレーの仕方を教えていく一環。私達のスタイルを日本にお伝えしたいと思います」と語った。

 イニエスタもビデオインタビューの形でメッセージを寄せた。「バルサとの対戦は特別ワクワクする。僕らのスタジアムでプレーできることは素晴らしいことだと思います」など、笑顔を見せた。勝算について問われると「サッカーでは何が起こるかわからないので、可能性はもちろんあります」とほほえみつつ、「僕たちとしてはこの試合に単純な勝ち負けという基準で挑もうとは思っていません。自分たちのベストを引き出さないとやりあえないようなチームとの対戦になるので、それを大事な成長の機会ととらえるべきです」と位置づけを語った。

 楽天は17年7月からバルセロナとパートナーシップを開始し、「メイングローバルパートナー」、「オフィシャルイノベーション&エンターテイメント パートナー」となっている。

 また、三木谷氏が会長を務めるJ1神戸の「バルセロナ化」を目指しており、象徴的存在であったMFアンドレス・イニエスタを筆頭に、FWダビド・ビジャ、MFセルジ・サンペールといった“元バルサ”の選手を獲得している。こうした選手にとっては古巣との対戦となる。

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