“大阪第3のクラブ”FC大阪、今季ホーム初勝利 川西2発!2位キープ
「JFL、FC大阪3-0ラインメール青森」(14日、万博記念競技場)
サッカーJFL第5節が開催され、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪はホームでラインメール青森に完勝した。今季ホーム初勝利で、首位ソニー仙台と勝ち点11で並び、得失点差で2位に付けている。
試合前から雨が降り出し、少し肌寒い中で行われたこの試合。開始からお互いに一歩も譲らない試合展開だったが、22分に右サイドでFW四ケ浦がDF水野に縦パスを出す。抜け出した水野がゴール前へクロスボールを上げると、FW川西がドンピシャのヘディングシュートを叩き込み、先制点をあげる。
後半に入ると、試合のペースを握ったのは青森。だがこの青森の攻撃を今季4試合で1失点しか喫していないFC大阪ディフェンス陣が懸命に守り、同点ゴールを許さない。しかし14分、ここまで鉄壁の守備陣を支えていたDF岩本が負傷退場するアクシデント。守備の要でありキャプテンを欠くことになったが、交代で入ったDF端も必死にボールに食らいつき、青森に反撃の糸口を掴ませない。すると28分、MF須ノ又のミドルシュートで待望の追加点。さらに37分には水野が蹴ったFKを川西が再びヘディングシュートで叩き込み、3-0として試合終了。首位と勝ち点差なしの2位をキープした。
次節は28日にアウェーの龍ケ崎市陸上競技場で流経大ドラゴンズ龍ケ崎と対戦する。