ドイツ代表のクロースもレアル退団を検討か
スペイン1部リーグ、レアル・マドリードのドイツ代表MFトニ・クロースが、来季新天地でのプレーを考慮に入れているという。スペインのスポーツ紙アスが伝えている。
記事によるとクロースはマドリードですべきことは全てやったとの認識があり、新天地で気持ちを新たにスタートするため現所属チームからの離脱を考えているとされる。クラブも基本的にはクロースの意向を尊重する構え。クロースとレアル・マドリードとの契約は2022年まで残っているもの、十分な移籍金収入が見込めること、また高額年棒の選手が抜けることでチーム再構成が加速すると考えられる。
レアル・マドリードの来季構想では、中盤の補強候補としてフランス代表MFポール・ポグバ(マンチェスター・ユナイテッド、英)とデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン(トッテナム、英)の名前が挙がっている。
クロースは2014年にレアル・マドリードへ加入。中盤のゲームメーカー、フリーキッカーとして昨季までのチャンピオンズリーグ3連覇に大きく貢献した。しかし、今季はソラーリ前監督と折り合いが悪くベンチ待機の機会も増え、チャンピオンズリーグ敗退となったアヤックスとの第2戦では先制点献上の足掛かりとなったほか24回ボールを失い、11回のパスミスなど今季チーム不調の象徴的な存在の一人となっている。
なおレアル・マドリードでは、これまでにフランス代表のDFラファエル・バランが新天地へ移りたいとの希望を持っているとの報道がある。