セビリア監督が白血病を公表「仕事の妨げにはならない」
スペイン1部リーグ、セビリアのホアキン・カパロス監督(63)が7日、白血病を患っていることを発表した。特別な措置をする必要はなく、今後もチーム指揮を続けるという。8日のスペイン各紙が報じた。
2-0で勝利した7日のアウェー・バリャドリード戦の後、ホセ・カルトロ会長、スポーツディレクターのモンチ氏同席のもと、クラブのメディアに対してコメントした。カパロス監督は「みなさんが知っているように、私には真っ赤な血が煮えたぎっていて、白い血が発奮してバランスを取ろうとしている」と説明。もっとも「特別なことはしない。普通の生活をしているし仕事の妨げにはならない。チームを指揮するチャンスを与えてくれたクラブ、選手に感謝し、このチャンスを楽しむ」と語った。
同監督の声明を受け、これまでの指揮チーム、デポルティボやビルバオなどスペインほぼ全てのクラブ、また過去に指揮した選手ら多数の関係者がソーシャルメディアで激励のメッセージを送っている。