「国際親善試合　日本－コロンビア」（２２日、日産スタジム）

　日本代表と対戦する、コロンビア代表のカルロス・ケイロス監督（６６）が２１日、試合会場の日産スタジアムで公式会見に臨んだ。２月に就任したばかりで、日本戦が初陣となるポルトガル人指揮官は「正直、まだ何もできていない。オーケストラに例えるとチューニングの段階。南米選手権に向けての準備」と控えめに話した。

　それでも「フレンドリーマッチはただの建前で、フレンドリーマッチなど存在しないといつも言っている。いくらフレンドリーと言っても代表のユニホームを着て、プライドを懸けて戦っている」と強調し、勝利を追求する姿勢を示した。イラン代表監督として１月のアジア杯準決勝で日本に０－３で敗れており、「日本を甘く見てはいけないことは分かっている。真剣にやらないといけないと選手には話している」と表情を引き締めた。