香川10番「自分にとって誇り」 中島は8番、複数要因踏まえつつ決定

 「日本代表合宿」(20日、横浜市内)

 国際親善試合コロンビア戦(22日、日産ス)、同ボリビア戦(26日、ノエスタ)に臨むサッカー日本代表は、横浜市内で冒頭15分間を除く非公開で調整し、ゲーム形式で戦術を確認したとみられる。また日本協会から背番号が発表され、昨夏のW杯ロシア大会以来の代表復帰となったMF香川真司(30)=ベシクタシュ=が10番を背負い、森保体制発足以来10番だったMF中島翔哉(24)は8番に決まった。

 慣れ親しんだ背番号が香川の背中に帰ってきた。この日、香川が10番、中島が8番をつけることが発表された。日本協会によると、複数の要因を踏まえつつ、チーム内で決められたという。

 日本代表の10番は11年アジア杯カタール大会から18年W杯ロシア大会まで、主要大会では一貫して香川が背負ってきた“代名詞”だった。だが、W杯後に発足した森保体制では香川は招集されず、中島が新世代の象徴として担ってきた。初めて2人が同時に招集されたことで、どちらが10番となるのか、世間の耳目を集めた“問題”がようやく決着した。

 背番号10について、中島は「番号にこだわっていない。番号はただの番号。やっぱり良いプレーをすることが大事」と自然体を強調し、香川も「番号でやっている訳じゃない、ただ10番というものは自分にとって誇り」と話していた。

 W杯以来約8カ月となる代表のピッチ。「代表で戦いたい、競争したい強い気持ちが芽生えた」と意気込む香川が、10番にふさわしいプレーを披露する。

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