G大阪・代表DF三浦、SB起用で王者を完封&ロスタイム弾「自信になる」
「明治安田生命J1、川崎0-1G大阪」(17日、等々力陸上競技場)
G大阪はDF三浦弦太(24)が決勝点を奪い、1-0で3連覇を狙う川崎を下した。
3試合8失点の守備を立て直すため、センターバックの三浦を右サイドバックに回した。その日本代表DFが無失点に貢献し、決勝点まで奪うのだから出来過ぎだ。殊勲者は「チームにとって大きい勝利」と声を弾ませた。
守備では立ち上がりこそ突破を許す場面もあったが、徐々に1対1の強さを発揮し、起点をつぶした。そして0-0で迎えた後半ロスタイム。ゴール前の混戦を抜けたパスが流れてくると、右足で難なく押し込み、J1連覇の王者を沈めた。
13日のルヴァン杯でサイドバック起用の布石を打っていた宮本監督は「ルヴァン杯では感覚を取り戻せていなかったが、今日は時間を追うごとによくなった」と評価。三浦は「川崎相手にゼロで終われたのは自信になる」と充実の笑みを浮かべた。