レアル・マドリード元会長「後任監督の第1候補はモウリーニョだった」
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリード元会長ラモン・カルデロン氏が16日までに、ユーチューブチャンネル・イドロのインタビューで、解任されたソラリ監督の後任として当初、イングランド1部リーグマンチェスター・ユナイテッドの前監督モウリーニョ氏が最有力候補だったと明かした。
カルデロン氏はジダン監督の復帰について「選択は正解で、最高の解決策だと思う」としている。
06年から09年まで、クラブの運営責任者だったカルデロン氏は「第一候補はモウリーニョだった。彼はペレス会長が尊敬する唯一の監督だから、レアル・マドリードに来るはずだった」と明言した。
実現しなかったのは「選手たちが反対したから。以前アントニオ・コンテを連れてこようとした時も同じような状態になった」と、強権発動型の指揮官に対し所属選手たちが激しい拒否反応を見せたという。
ジダン監督招へいについても、実現までに紆余曲折があったとしている。「最初に連絡を受けたとき、ジダンは断った。なぜなら9カ月前に立ち去った経緯があり、彼は自分のイメージを守らなければならなかった。モウリーニョについては、ファンの中でも肯定派と否定派がいて対立の構図があるだけに、2回目の電話でジダンは監督復帰を受け入れた」と話した。