J1神戸リージョ監督、旧知のC大阪MF清武を警戒「違いを見せている」

 27年目を迎えるJ1は22日、C大阪-神戸(午後7時半開始、ヤンマー)で開幕する。J1神戸は21日、神戸市西区で非公開の最終調整を行い、フアンマヌエル・リージョ監督(53)は「開幕は常に喜ばしいこと。昨年は“火消し”のために来たという背景もあったが、その頃にやった内容というのは今季に生きている。ゼロからのスタートではなく土台を持って取り組むことができた」と手応えを口にした。

 元スペイン代表FWダビド・ビジャ(37)を獲得するなど、今季も大型補強を推し進めてきた。リージョ監督は「経験豊かで知性を発揮してくれる。ユース1年目のような状態でチームに加入してくれた。毎日笑顔で真剣に練習をして、そういったことはいろんな助けになる」と、スペイン歴代最多得点を誇るストライカーに絶大な信頼を寄せた。

 C大阪について「規律の整ったチームで、ゴール前まで到達するのは簡単ではない。元々のチーム力に加えて都倉、メンデス、デサバトら新しく入った選手たちは補強にもなっている。チームはより良くなっていると思います」と印象を語った。また、「レベルは非常に高いものがある。違いを見せている」と、スペイン1部セビリア時代に指導したC大阪MF清武弘嗣(29)に対して警戒感を露わにした。

 神戸は金曜開催の開幕戦に2年連続で登場する。チームの中核を担うMF三田啓貴(28)は「注目されているということ。勝って強さを見せつけたい」と、2年ぶりの開幕戦勝利へ力を込めた。先発出場が確実なビジャ、イニエスタ、ポドルスキの“VIP”トリオだが、取材に応じることはなかった。

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