Jリーグ、スタジアム基準を緩和 理事会で決定
Jリーグは12日、東京都内で理事会を開き、J1やJ2のクラブライセンス取得に必要なスタジアム基準の緩和を決めた。J1の1万5千人とJ2の1万人の入場数の要件は変えないが、整備計画があれば例外的に3年から5年の猶予期間を設けて、上位リーグの資格を得られる。
今季のJ2町田のように順位要件を満たしてもスタジアム基準のために昇格機会が奪われるケースの回避などが目的。通常のスタジアムであれば3年以内の改修、完成を求め、Jリーグが理想とするアクセスや屋根、専用スタジアムなどの条件を満たせば5年を猶予し、1クラブ最大で1千万円の補助金を出す。