「天皇杯・決勝、浦和－仙台」（９日、埼玉スタジアム）

　サッカーの第９８回天皇杯全日本選手権は９日、埼玉スタジアムで浦和－仙台の決勝が行われる。浦和が勝てば７度目の優勝、仙台はクラブ史上初のタイトルが懸かる。両チームは８日、最終調整。浦和はさいたま市内で約１時間半、仙台は仙台市内で冒頭以外を非公開として練習した。

　これまで原則非公開としてきた試合前日練習を準決勝に続いて開放し、詰め掛けた約８００人のサポーターからエールを受けた。オリベイラ監督は「皆さんがチームに勢いを与えてくれる」と練習場のスタンドに向かって呼び掛けた。１３年の加入以降、仙台戦は１２試合で１４ゴールと得意にするＦＷ興梠は「冷静に、チームが勝つためにハードワークする」と意気込んだ。