日本代表DF槙野智章が退院 キルギス戦で脳振とう途中交代「槙野…休みます」

 「キリンチャレンジカップ、日本4-0キルギス」(20日、豊田スタジアム)

 脳振とうで途中交代を余儀なくされたDF槙野智章が21日、入院していた病院を退院したことを自身のインスタグラムで報告した。

 槙野は後半12分、日本陣内での相手ボールのFKで蹴り込まれたロングボールを競り合ったGK権田がコズバエフの2人に挟まれる形になり、ピッチに落ちた。地面に後頭部を打ち付けたとみられ、患部を氷で冷やされながら担架で搬出された。このままDF吉田麻也と交代した。

 病院へと搬送された槙野は一夜明けて、「無事に検査が終わり退院しました。至って元気なのでご安心を。さて、帰ります。まずは、ゆっくり休みます。槙野…休みます。。。」と大きな影響なく退院したことを明かした。

 試合後はツイッターを更新し、「一生懸命戦ったと思う。だが、残念な事に何一つ覚えてない」とキャプテンとして率いた一戦を脳振とうの影響で振り返ることはできなかった。それでも「チームがしっかり勝てた事。それが何より一番大事な事。ロッカーに皆が帰ってきて笑顔だったからそれに救われました。キャプテン…無念の交代。笑」とツイートしていた。

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