日本代表GK権田、東口、シュミット 「川口魂」受け継ぐ

 ベネズエラ戦に向け、練習するGKの東口。右はシュミット(共同)
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 「サッカー日本代表合宿」(14日、大分市内)

 親善試合ベネズエラ戦に向け大分市内で合宿中のサッカー日本代表は14日、冒頭15分間をのぞく非公開練習で戦術の確認を行った。合宿3日目となり、追加招集のFW杉本健勇(25)も練習に合流して、全23人がそろった。GK権田修一(29)=鳥栖、東口順昭(32)=G大阪、シュミット・ダニエル(26)=仙台=の3人は同日に引退会見を開いた元日本代表GK川口の“魂”を受け継ぐことを誓った。

 「炎の守護神」と呼ばれた偉大なる先輩の魂を引き継ぐ。川口の引退会見と同日に、大分で代表合宿に励んでいた3人の守護神たちは、気持ちを新たに引き締めていた。

 権田は、小学4年時のマリノスカップでプレゼンターとして登場した川口を「憧れの選手」と語る。そして「能活さんに憧れて低いキックを蹴るようになったり、ボールに対して飛び込むようになった選手も多いと思う。僕もいつかは引退する。川口選手みたいに胸張って引退会見で次世代の人を育てたいと説得力がある選手になりたい」と話す。

 32歳の東口にとってもまた、川口は憧れの存在。「同じようにかっこいいセーブをしたいと、子どもの頃はずっと思っていた。代表での抜群のセービングが多かったし、ほんまにリスペクトしかないですね」。シュミットも「彼のような偉大な選手に自分もなれるように、負けないぐらいの練習量ができれば」と語った。

 「これから先、僕や東口、シュミットらが(日本には)こういうGKもいるんだというのを見せていかないといけない」と権田。先人の思い胸に、さらなる進化を目指す。

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