イニエスタが日本メーカー・アシックスと契約「世界との差を縮めるべく」

アシックス・尾山会長からスパイクを手渡されるイニエスタ(左)=東京都江東区のアシックス東京本社(撮影・出月俊成)
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 J1神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(34)が、スポーツ用品メーカーのアシックスとアドバイザリースタッフ契約を締結したことが22日、発表された。10月1日からの契約で、スパイクなどの同社製品の使用、商品開発に際してのアドバイス、広告などの起用など多岐にわたっている。

 アシックスは兵庫県神戸市に本社を置く日本のメーカー。従来、イニエスタはナイキのスパイクを着用していた。契約の経緯について「当社の製品がイニエスタ選手本人から高い評価と信頼を得ており、かつ同選手が持つアスリートとしてのビジョンや価値観が当社の企業理念と一致していることから実現しました」としている。イニエスタの意見、アドバイスを取り入れた製品づくりも視野に入れている。

 イニエスタは「私はスポーツマンとしての価値観や信念を体現しているブランドであるチームアシックスの一因になれてとてもうれしく思っています。世界との差を縮めるべく日本のサッカー界に貢献するとともに、人々に大きな感動を与えられるよう取り組んでいきます。そしてこの契約は、それらを実現するための新たな一歩だと信じています」とコメントしている。

 イニエスタが使用するスパイクは、白をベースに神戸のチームカラーであるクリムゾンレッドが靴底部分などに用いられている。甲の部分はカンガルー表革を使用。つまさき部分には低密度、低反発のスポンジ材をつけ、より繊細なボールタッチができるようにしているという。

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