日本サッカー協会が１９日、フランスで開催される「バル・ド・マルヌＵ－１６国際親善トーナメント２０１８」（３０日初戦）に出場するＵ－１５日本代表メンバーを発表した。ＭＦに、スペインの名門レアル・マドリードの下部組織「カデーテＡ」に所属する中井卓大（なかい・たくひろ＝１４）が選ばれた。

　幼少期から中井は卓越した技術で注目され、９歳の時に「カンテラ」と呼ばれる下部組織のテストに合格。以後、各年代別のチームを昇格していった。「ピピ」のニックネームで親しまれ、「カデーテＢ」（１５歳以下）の所属で今年３月に神奈川・平塚市内で開催された親善大会の「Ｕ１５キリンレモン杯」に出場し、チームの優勝に貢献した。

　２４日に１５歳の誕生日を迎え、現在は１６歳以下のチーム「カデーテＡ」に昇格している。日の丸をつけて大会に参加することになる。チームには２９日から現地で合流する。なお、ベルダー・ブレーメン（ドイツ）所属の長田澪は２８日から現地で合流する。

▽ＧＫ１彼島優（ＦＣ東京Ｕ－１５深川）、１２長田澪（ベルダー・ブレーメン）

▽ＤＦ５松木玖生（青森山田中）、１３水谷優佑（千里丘ＦＣ）、６大迫蒼人（ＦＣ東京Ｕ－１５むさし）、３諏訪間幸成（横浜Ｍジュニアユース）、２大石稜也（明徳義塾中）、１６石井玲於奈（ＦＣ東京Ｕ－１５深川）、４田中隼人（柏Ｕ－１５）

▽ＭＦ１７豊田晃大（名古屋Ｕ－１５）、１０山根陸（横浜Ｍジュニアユース）、１５中村仁郎（Ｇ大阪ジュニアユース）、１４中井卓大（レアル・マドリード　カデーテＡ）、７遠山悠希（京都Ｕ－１５）

▽ＦＷ８勝島新之助（京都Ｕ－１５）、１１野澤零温（ＦＣ東京Ｕ－１５深川）、１８下川陽輝（Ｃ大阪Ｕ－１５）