パナマがつくった“二重の壁”が話題 飛んだ下もケア

 「キリンチャレンジカップ、日本-パナマ」(12日、デンカビッグスワンスタジアム)

 パナマ代表がつくった“二重の壁”が話題になっている。

 前半25分ごろ、日本がゴール正面、約25メートルという絶好の位置でFK(フリーキック)を獲得した。パナマは入念に6人が壁に入り、さらにその裏に1人が伸脚運動のような体勢で脚を伸ばして、壁の選手がジャンプした下をガードした。

 サッカーのFKで壁の下は、守備側からすれば泣き所の一つでもある。GKからは死角となるため、もしもここをシュートで抜かれると、かなりの確率で得点につながってしまう。事実、ロシアW杯でも日本代表がコロンビア戦で壁の下を通されて失点している。

 このため、「壁はジャンプしてはいけない」という約束事をつくることもあるが、世界レベルでは、壁の上から鋭く落とすドライブシュートを打てる選手も多い。少しでも壁を高くして失点の可能性を減らしたいというのが守備側の思いとなる。

 デメリットとすれば、同じ表面積でも壁にかける人数は1人増えてしまうため、他の選手へパスを出された時の対応・反応を素早く行う必要が考えられる。

 ツイッター上では感心する声や、Jクラブでも同様の対策をとっているケースがあると報告する声が見受けられた。

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