本田、帝京大と“サポート契約” カンボジア代表への学生トレーナー派遣プランも

 東京五輪出場を目指す本田圭祐
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 帝京大は3日、都内で同大スポーツ医科学センター開所発表会見を行い、サッカー元日本代表のFW本田圭佑(32)=メルボルン・ビクトリー=と、本田が実質的監督を務めるカンボジア代表のトレーニングサポートなどを行うと発表した。帝京大と本田のマネジメント会社である「HONDA ESTILO株式会社」とが業務提携開始に合意した。会見には空手女子で卒業生の植草歩(26)=JAL、全国大学選手権9連覇中のラグビー部を率いる岩出雅之監督(60)らが出席した。

 次なる野望「東京五輪」出場のために、本田は着々と動いていた。帝京大と“サポート契約”を締結。ビデオメッセージで「32歳になって、フィジカル的にもう伸びないというふうに言われがちですが、僕はまだ諦めずに、フィジカル的に、またさらに今まで以上に、しかも小さな成長ではなく、大きな成長を目指してやっていきたいと思い、こういう経緯(契約の締結)になった」と説明した。“本田選手”としてはもちろん、実質監督を務めているカンボジア代表の“本田GM”としても契約に至った。

 本田側から提示された選手としての課題は走力向上。その分野にたけたアスレティックトレーナー1人が9月末からオーストラリアにわたり、既にサポートを開始している。

 また9月のカンボジア代表戦には同トレーナーが試験的に帯同。大学と連携しながら代表チームへも本格的に支援を行っていく。また将来的には同国1部全12チームにトレーナーを目指す学生をインターンとして派遣する計画もあるという。

 「この世界中に存在するアスリートの中で、本当にトップを目指して、残り2年間、死ぬ気で頑張りたいと思っております」と本田。テーマは「キング・オブ・アスリート」。各分野の専門家の知見を借りながら、本田なりに“金メダル”へ挑む。

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