川崎 クラブ最多タイの7発で大勝 2季連続逆転Vへ勢い 主将・小林「大きい勝利」

 「明治安田生命J1、川崎7-0札幌」(15日、等々力陸上競技場)

 2位川崎はチーム最多タイの7得点で札幌に7-0で大勝した。神戸はMFアンドレス・イニエスタ(34)が来日して初めて主将を務めたものの、G大阪に1-2で逆転負け。首位の広島は鳥栖に0-1で敗れた。最下位の長崎は名古屋との打ち合いを4-3で制し、連敗を5で止めて8試合ぶりの勝利を挙げた。名古屋の連勝は7でストップ。

 川崎が圧倒的な攻撃力を見せつけた。秋の夜の等々力劇場。09年10月のリーグ広島戦以来、9年ぶりとなるクラブ最多タイの7発大勝を飾った。

 呼び水は前半28分。MF家長が左足で先制し、前半だけで3得点。後半も攻めの手を緩めず4発たたき込んだ。特筆すべきは、すべて得点者が異なる点。主将のFW小林は「チームとして大きい勝利だと思う」と話した。

 首位・広島を追う立場。試合前のミーティングで、鬼木監督は「ここから全部勝っていこう」とゲキを飛ばした。ラスト15戦を無敗で駆け抜け、逆転優勝した昨季を想起させる大勝劇だ。

 MF中村は言う。「できすぎだとは思わない。自分たちがやるべきことをしっかりとやった結果だと思う」。2季連続での逆転Vへ、川崎が上昇気流に乗る。

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