FC大阪、第2ステージ2連敗 早くも正念場

 相手ゴールへ攻めるMF四ケ浦(左)とFW川西
3枚

 「JFL、FC大阪2-3テゲバジャーロ宮崎」(15日、キンチョウスタジアム)

 JFL第2ステージ第2節が開催され、FC大阪はホームでテゲバジャーロ宮崎に痛い黒星を喫した。

 36度近い猛暑の中行われた一戦。暑さのせいか両チームとも動きがやや鈍い。そんな状態で試合は15分に動く。宮崎ディフェンスラインからのロングパスをハーフウェーライン上でFW藤岡が胸で落とす。それを受けた宮崎MF三島がドリブルで持ち込み、最後はFC大阪DF岩本を振り切って先制のミドルシュートをたたき込んだ。一方FC大阪はボールがつながらずシュートさえ打てない状態。しかし42分、DF舘野のクロスをFW四ケ浦が技ありのヘディングシュートで流し込み同点に。前半は1-1で折り返す。

 後半に入ると流れはFC大阪に傾き、攻め込む時間が増える。しかし四ケ浦のシュートはポストに弾かれるなど運がない。そうしていると11分、FC大阪は自陣ゴール前でのルーズボールを拾うことができず、宮崎MF千布にクロスを上げられると、これがFC大阪の選手に当たり、さらに大きく上にあがる。このボールを宮崎MF樽谷がヘディングで合わせると、ゆるやかに弧を描いてFC大阪ゴールに吸い込まれてしまう。再びリードを許したFC大阪は、24分にはCKから藤岡に頭で合わせられて突き放される。

2 点のビハインドを負ったFC大阪はFW西、FW塚田、MF田路と次々に攻撃的なカードを切る。すると36分、投入されたばかりの田路がサイドで相手DFを交わしゴール前へクロス。これを川西がダイレクトシュートで蹴り込み1点差に。同点に追いつくべく、攻撃のギアを上げるが、川西の強烈なミドルシュートは相手GKに阻まれた。結局あと1点が遠く、2-3で試合終了。FC大阪は第2ステージ2連敗。第1ステージから通すと3戦勝ちなしとなり、悲願のステージ1位に向けては早くも正念場を迎えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス