コロンビア戦の見どころ 日本、ロドリゲス封じられるか

 ▽日本-コロンビア(日本時間19日午後9時・サランスク)

 日本が勝機を見いだすには、相手キーマンのロドリゲスを封じられるかがポイントとなる。球を保持されても焦らずに耐え、受け渡しを含めてマークを徹底したい。

 ワントップは大迫か。2列目と連動して前からプレスを掛けるのが理想だ。吉田、長谷部らが守備を統制し、陣形をコンパクトに保てるか。

 攻撃に転じた時は果敢に仕掛け、ゴール前に厚みを出したい。トップ下は香川か本田か。タイプは違うが球離れを早くし、縦への推進力を生みたい。セットプレーも鍵で、精度を増した柴崎のキックにも期待がかかる。

 ▽ポーランド-セネガル(日本時間20日午前0時・モスクワ)

 タイプの違う絶対的エース同士の対決だ。

 ポーランドのFWレバンドフスキはポストプレーに加え、右足、左足、頭と多彩な得点パターンを持つ。ジエリンスキらを擁する中盤の構成力も高く、支配する展開になりそうだが、最後は万能のエースの出来が結果を左右するだろう。

 セネガルはFWマネの爆発的なスピードを生かしたカウンターで勝機をうかがいたい。勢いに乗った攻撃は破壊力抜群で、守備では屈強なDFクリバリがレバンドフスキをどこまで抑えられるか。しぶとく守り、接戦に持ち込みたい。

 ▽ロシア-エジプト(同午前3時・サンクトペテルブルク)

 初戦で5得点と大勝し、勢いに乗るロシアの攻撃にエジプトが耐える展開になりそうだ。

 ロシアは初戦で1得点2アシストのMFゴロビンが右足の正確なキックで攻撃の要を担う。チェリシェフは途中出場ながら2得点を奪い、ラッキーボーイとなりつつある。2連勝し、旧ソ連で果たした1986年大会以来の決勝トーナメント進出に大きく近づきたい。

 黒星発進のエジプトは故障のサラーを第1戦で温存。満を持して復帰するであろうエースの出来が鍵を握る。まずは粘り強く守り、失点しないことが前提だ。(共同)

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス