連覇へドイツがメキシコ戦 第4日見どころ

 ▽コスタリカ-セルビア(日本時間17日午後9時・サマラ)

 同組にブラジルが入り、お互い初戦は勝ち点3が欲しい。好選手がそろうセルビアはボール奪取力に優れ、パスも正確なマティッチが中盤の底でチームのかじを取る。23歳のMFミリンコビッチサビッチは192センチの体格にテクニックを併せ持つスター候補だ。

 コスタリカは5バックの布陣で守備を固め、カウンターでゴールをうかがう。ベスト8に躍進した前回ブラジル大会で好セーブを連発したGKナバスを軸に、失点せずに試合を運ぶことが勝利への近道。攻撃では前回大会2得点のルイスに期待がかかる。

 ▽ドイツ-メキシコ(日本時間18日午前0時・モスクワ)

 連覇を狙うドイツは、6大会連続ベスト16と実績のあるメキシコと激突する。前回王者が完成度で上回るが、ハイレベルな戦いとなるだろう。

 ドイツはクロース、エジルら世界屈指の中盤を擁し、ボール保持率を高めながらゴールへ迫る。W杯通算10得点のミュラー、若手のウェルナーら攻撃陣は層が厚く、多彩な戦術で主導権を握る展開に持ち込めそうだ。

 メキシコは速いテンポでのパスワークが基本だが、相手に合わせた柔軟な戦い方もできる。経験豊富なFWエルナンデスの決定力を武器に得点を奪う力も十分にある。

 ▽ブラジル-スイス(同午前3時・ロストフナドヌー)

 優勝候補の一角、世界ランキング2位のブラジルが初戦に臨む。世界6位のスイスは2大会連続の1次リーグ突破へ、強敵に食らいつきたい。

 自国開催の前回大会で優勝を逃したブラジルは汚名返上に燃える。攻守ともに隙は見当たらないが、開幕前に右足甲の骨折から約3カ月ぶりに復帰したネイマールのパフォーマンスが鍵を握る。

 スイスは持ち味の堅守で接戦に持ち込みたい。突破力のあるシャキリが軸となる、サイドからの攻撃で勝機を探る。接戦になりそうな今後の戦いも見据え、チームに勢いをつける試合にしたい。(共同)

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