W杯開幕戦地に惨事物語る慰霊碑 モスクワのルジニキ競技場

 サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会の開幕戦が行われるモスクワのルジニキ競技場には、暗い過去がある。300人以上が犠牲になったとも言われる「ルジニキの惨事」。競技場脇には慰霊碑が設置され、市民には痛ましい記憶が深く刻まれている。

 事故は「レーニン競技場」の名称だった1982年10月20日に起きた。欧州連盟カップ2回戦で、地元ソ連のスパルタク・モスクワがハールレム(オランダ)を相手に、終了直前に追加点を決めた。先に帰途に就こうとした観客と、スタンドに戻って喜ぼうとした人が交錯。凍結した階段に足を滑らせるなどし、次々と将棋倒しになったという。(共同)

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