香川はガーナ戦のパフォーマンス、本田は「影響力」で選出 西野監督明かす

 日本サッカー協会が31日、都内で会見を開きサッカーW杯ロシア大会に出場するメンバー23人を発表した。MF本田圭佑(パチューカ)、MF香川真司(ドルトムント)はメンバー入りした。ガーナ戦のメンバーのうち、三竿健斗(鹿島)、井手口陽介(クルトゥラル・レオネサ)、浅野拓磨(シュツットガルト)が外れた。香川、本田の選出について、西野朗監督は「香川はコンディションの上昇度、本田はチームへの影響力を考慮した」と答えた。

 香川は2月に左足首を負傷した影響で実戦から遠ざかり、試合勘やコンディションの面が不安視されていた。西野監督がドイツへ視察に行った際も練習する姿を見ることすらできず「厳しい状況」と漏らしていた。

 この点について西野監督は、視察したその日が「コンディションがよくない日だったようで。前後は回復して状態がよかったと(聞いた)」と振り返った。その後、ドイツリーグの最終節で途中出場ながら試合復帰したことや、国内の代表合宿でも状態が上がっていることを確認。「昨日も少し(出場の)時間を増やした中で、最近3カ月の中では一番長いパフォーマンス。彼らしいプレーもいくつか見られましたし、よくなっていると思います」とガーナ戦のプレーも加味して選出したと明かした。「中盤、オフェンシブな中での彼の独特な感覚、センスは高まっていくのではないかと考えます」と香川らしさの発揮も期待した。

 本田については、メキシコリーグで試合に出て、一定の結果を残している。「彼の影響力。非常にチームにプラスにもたらしてくれているので、経験値だけではないストロングな部分っていうのはキャンプで強く感じました」とプレー外で与えるチームへの影響を考慮した。

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