香川、7カ月ぶりとなる代表合宿でフルメニュー消化「誇りを持ってやるだけ」

 W杯ロシア大会(6月14日開幕)を控え、30日のガーナとの親善試合に臨むサッカー日本代表が21日、千葉県内で合宿をスタートさせた。4月に就任した西野朗監督(63)の下では初練習となり、MF本田圭佑(31)=パチューカ、MF香川真司(29)=ドルトムント=ら海外組10人が約1時間にわたって汗を流した。

 長く代表をけん引してきた自負がにじみ出た。昨年10月の親善試合ハイチ戦を最後に代表から遠ざかっていた香川は、約7カ月ぶりとなる代表合宿に「いい緊張感が出た、いいトレーニングだった」と汗を拭った。

 ガーナ戦の背番号は未発表だが背番号10を背負うことは確実。“代名詞”への思いを問われ、「今は特に考えていない」と平静を装ったが、「香川真司としてやるだけだと思っている。僕はその誇りを持ってやるだけ」とあふれる思いを隠し切れなかった。

 左足首を負傷した2月以降のプレー時間はわずか16分間。コンディションに対する不安は常につきまとうが、「初戦までにしっかり対応できるよう、練習からやっていくしかない。それがすごく重要になってくる」と力を込めた。「大丈夫だと思っている」という言葉を裏付けるように、初練習ではフルメニューを消化し、復調を印象付けた。

 ようやく代表へ戻って来た。「そこに目標をおいてやっていた。しっかりとやっていくだけ」と決意を語った。自身2度目のW杯へ神髄を示す時が来た。

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