J3盛岡、神川前監督との和解成立を発表 違約金めぐる訴訟

 J3盛岡は26日、前監督の神川明彦氏(51)=現明大付明治中高総監督=が報酬相当額の支払いなどを求めて東京地裁に提訴した件について、和解が成立したことを発表した。和解内容など詳細は明かしていない。

 明大監督時代にDF長友佑都(ガラタサライ)らを指導した神川氏は2016年に盛岡の監督に就任。天皇杯・2回戦でJ1仙台に5-2で大勝する金星を挙げたが、リーグ戦は13位と結果を残せず、同年12月に契約満了により退任が発表された。

 しかし2年契約だったため、神川氏が昨年5月に違約金の支払いを求めて盛岡の運営会社を相手に東京地裁に提訴した。クラブは支払い義務はないものと考えているとの見解を示し、主張の正当性を今後の訴訟手続きを通じて明らかにしていくとしていた。

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