J1浦和、大槻前監督はヘッドコーチに

 J1浦和で、堀元監督の後を受け継いで指揮を執っていた大槻毅監督は、オリベイラ新監督就任に伴って、ヘッドコーチとしてトップチームに残留することになった。22日、クラブが発表した。

 大槻前監督は堀元監督の解任を受け、4月2日付けでユースチームの監督兼育成ダイレクターから、トップチームの監督に内部昇格。指揮を執った公式戦はリーグ3勝1分けを含め、公式戦4勝2分けと無敗。抜群の成績で後任のオリベイラ監督にバトンを渡した。

 監督就任中は、オールバックにスーツ姿でピッチ上に“にらみ”をきかし、自信を喪失していた選手たちに対して強烈なハッパをかけて、チームを立て直した。インパクト満点のスタイルは「組長」「アウトレイジ」と話題になっていたが、監督という重責から解放されたこの日は、変わらない熱血指導を行っていたものの、ヘアスタイルは自然体そのものだった。

 クラブハウスに引き上げる際には、サポーターから「監督!」と声をかけられるなど、大きな成果を残した。オリベイラ新監督就任に際して、育成部門のトップに居た大槻氏をトップチームに留任することには、中村GMが「今、一番チームを分かっている人材。(コーチとしてとどまることで)さらに育成部門とのつながりを強化したい」という狙いを明かしていた。

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