「明治安田生命Ｊ１、神戸３－０名古屋」（２１日、ノエビアスタジアム）

　ポドルスキの鮮やかな２ゴールで、神戸が今季初の連勝を飾った。警告累積で出場停止だった前節の鬱憤（うっぷん）を晴らすような活躍。「シーズンは長いので、勝ち点を重ねていくことが必要だ」と事もなげに振り返った。

　後半６分に佐々木と大槻がお膳立てしたボールを、利き足ではない右で右隅へ決めた。さらに３６分には、ウェリントンが奪ったボールを受けると、左足で正確なシュート。味方ときっちりと連動して挙げた２得点に、主将は「いいコンビネーションで得点できた」と一定の満足感を示した。

　チームは９試合で１５得点と攻撃力の高さを見せつけている。「失点さえ防げば、勝利につながる。次の試合も点を取りたい」と頼もしく言い切った。