ハリルホジッチ氏、怒りと涙の再来日「真実を探しに来た」

再来日し、羽田空港に到着したハリルホジッチ氏(撮影・中田匡峻)
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 サッカー日本代表から電撃解任された、バヒド・ハリルホジッチ氏(65)が21日、羽田空港着の航空機で再来日。W杯を直前に控えた中での解任に納得できない前指揮官は、涙ながらに「真実を探しに来た」と話した。27日には都内の日本記者クラブで会見も行う。

 約1カ月ぶりとなる日本の地を踏むと、さまざまな思いがあふれ、涙となってあふれ出た。来日の目的と心境をあらためて問われたハリル氏は、「日本に来るのはいつも喜びを持つものだったが…」と言葉に詰まり、一度は外したサングラスを再びかけた。

 そして「今回の状況は少し特別なもの。45年、フットボールにかかわってきて、何が起きたのか、よく理解できていない状況。真実を探しに来ました。私は真実を知りたい。私をゴミ箱に捨てたような状態で。ただ、私は最後の言葉を言いにきました」と言葉をつないだ。

 さらに「私の誇りを傷つけるところには、戦わないといけない。特に、日本のような素晴らしい国で、互いにリスペクトしあうような国では」と、あらためて解任に納得していない意志を示した。

 最後に「私はまだ、終わっていないと思っている」と話したハリルホジッチ氏。ボスニア系フランス人の胸中には、複雑な感情が入り交じっていた。

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