なでしこジャパン W杯出場決定は持ち越し 韓国と引き分け

 日本-韓国 前半、負傷し座り込む岩渕(手前右)=アンマン(共同)
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 「サッカー女子アジア杯、日本0-0韓国」(10日、アンマン)

 2019年W杯フランス大会予選を兼ねている今大会で韓国に勝てば1次リーグB組の2位以内が確定し、8大会連続のW杯出場が決定する日本代表「なでしこジャパン」は、韓国と引き分け出場決定は持ち越しとなった。

 前回覇者の日本は4-0で快勝したベトナム戦から先発を5人入れ替え、川澄(レイン)や田中(日テレ)が先発で出場した。前半は勧告に攻められたが、後半に入って韓国ゴールを攻めたが得点を奪うことはできなかった。

 日本が入ったB組は、ベトナム、韓国、オーストラリア。A組との上位5チームが来年のW杯フランス大会の出場権を獲得する。勝ち点4の日本は13日のオーストラリアに勝てばW杯出場が決まる。

 高倉麻子監督は「もう一つゴール前に入っていくパワーが足りなかった。勝ち点1を取ったので、次に集中したい。(オーストラリアは)韓国とは違って前に非常に速い選手がいる。厳しい試合になると思うが、しっかり勝ち点を取って出場権を取りたい」と話した。

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