元スペイン代表ラウル、シャビが監督業スタートへ布石

 サッカーの元スペイン代表FWラウル・ゴンサレス氏が、来季から古巣レアル・マドリードの下部組織で監督としてのキャリアをスタートさせると、21日までにスペインのスポーツ紙マルカが報じた。

 同紙によると、スペイン協会が元代表選手と1部リーグ在籍10年以上の選手を対象にしたコーチライセンスを、ラウルが4月に取得する。主将を務めた元看板選手の現場復帰に、レアル・マドリードも全面支援。来季ユースBチームのポストを準備しているという。

 レアルとスペイン代表でチームメイトだった元MFグティは、現在ユースAを指揮。手腕を買われ、来季から2軍チームのレアル・マドリード・カスティージャを率いると予想されている。

 また、同じ元スペイン代表のシャビ・エルナンデスは、カタールのアル・サッドとの契約を2年延長することで基本合意した。クラブでの役割は今後正式発表されるが、今年のACLで現役引退し、監督業に専念するという見方もある。

 

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