鹿島ホームで痛恨ドロー FW金崎先制弾も「残念な結果」

 「ACL・1次リーグ、鹿島1-1シドニーFC」(13日、カシマサッカースタジアム)

 H組首位の鹿島はカシマスタジアムでシドニーFC(オーストラリア)と1-1で引き分けた。前半にFW金崎夢生(29)が先制したものの、後半に追い付かれた。F組の川崎は敵地でメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)に0-1で敗れた。14日にはG組のC大阪がブリラム(タイ)、E組の柏は傑志(香港)と対戦する。

 先制弾を決めた男に喜びの色はなかった。FW金崎は「勝たないとダメだった。残念な結果」と唇をかんだ。

 前半27分だった。左CKからの短いパスを受けた初先発のDF小田がクロス。相手DFの中途半端なクリアに金崎が反応し、頭でゴールにたたき込んだ。

 今季公式戦出場5試合で4得点目。それでも「運が良かっただけ。もっと決められるところがあった。決めないといけない」と敗戦を背負った。

 勝てば可能性のあった決勝トーナメント進出は持ち越しとなったが、次節の上海申花戦(4月3日)で自力で決められる状況にある。「頑張って、切り替えて、勝てるようにしたい」。ゴールで導いてみせる。

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