「ＡＣＬ・１次リーグ、鹿島－シドニーＦＣ」（１３日、カシマスタジアム）

　ここまで勝ち点７でグループＨ首位に立つ鹿島は、勝てば他会場の結果次第でグループリーグ突破が決まる一戦。１２日はカシマスタジアムで前日会見が行われ、大岩剛監督とＭＦ永木亮太が出席した。

　７日にアウェーで対戦し２－０で下している相手との再戦。永木は「勝てばグループリーグ突破に近づく。でも気にしないであすの試合だけに集中して、出る選手一丸となって戦わないと勝てる相手じゃない。統一意識をもって戦いたい」と気を引き締めた。

　懸念材料は過密日程の影響もあって、故障者が続出している点。経験の少ない選手の起用も考えるなど厳しい戦いを強いられる。

　それでも大岩監督は「所属している選手全員がわれわれのコンセプトを理解しているので、誰が入ってもわれわれのスタイルを出していける」と自信を示し、「それ（故障者）に替わる選手がチャンスをつかむいい機会だと思う。ポジティブに考えながら準備をしていきたい」と前向きにとらえた。