C大阪 ちぐはぐ3戦連続ドロー 攻守かみ合わず公式戦5戦連続未勝利

 「明治安田生命J1、柏1-1C大阪」(10日、三協フロンティア柏)

 昨季2冠のC大阪は柏と1-1で、開幕から3戦連続ドローとなった。2連覇を狙う川崎はMF家長昭博(31)の得点などでG大阪に2-0で快勝。G大阪は開幕3連敗で最下位に沈んだ。11日に東日本大震災から7年を迎える仙台は神戸と1-1で引き分け。昨季15位の広島が鹿島に1-0で勝ち、開幕3連勝とした。

 白星が遠い。昨季2冠を達成したC大阪だが、開幕から3試合連続引き分けに終わり、公式戦5戦連続未勝利となった。

 前半4分にDFヨニッチが自陣でパスミスを犯し先制点を献上。尹晶煥監督は後半開始から開幕2戦連発と好調だったFW柿谷に代えてFW梁東ヒョンを投入した。練習中に左足首を痛めていた柿谷だが、本人は負傷の影響を否定。指揮官は「ロングボールを使うことで敵陣に入ることができる」と狙いを説明したが、新加入の元韓国代表FWは味方との連係に課題を残すなど、采配は効果的とは言い難かった。

 8日に30歳の誕生日を迎えたMFソウザが後半15分に30メートル超の豪快なミドルシュートを突き刺し、何とか引き分けに持ち込んだ。尹晶煥監督は「決定力が落ちてしまった」と嘆いたが、2日の札幌戦では3得点しながらドローと、攻守がかみ合わない試合が続く。MF山口の「意味ある引き分けだった」という言葉を次戦で体現したい。

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