川崎、痛恨ドローで一次リーグ突破困難に…終了間際PK献上

 「ACL・1次リーグ、川崎2-2メルボルン」(6日、等々力陸上競技場)

 F組の川崎はホームでメルボルン・ビクトリー(オーストラリア)と対戦し、2-1の後半ロスタイムに与えたPKを決められて2-2で引き分けた。今大会初勝利を逃し、1分け2敗の勝ち点1で最下位。H組の鹿島は敵地でシドニーFC(オーストラリア)に2-0で快勝して2勝1分けの勝ち点7とし、首位を守った。

 初勝利がこぼれ落ち、川崎が1次リーグ突破へ崖っぷちに立たされた。後半ロスタイム、DF奈良が痛恨のPKを献上。これを決められてドロー決着となった。

 試合運びのまずさが目立った。1-1の後半10分には、視察したハリルホジッチ代表監督が「素晴らしかった」と評価したMF大島、FW小林の突破から勝ち越し。だが、その後に隙を見せて悪夢のPKを招いた。

 折り返しの3試合を終えて未勝利。小林は「残り3つ、勝つしかない」と声を絞り出した。

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