鳥栖・田川、有言実行18年J1号 東京五輪代表・森保監督も高評価
「明治安田生命J1、鳥栖1-1神戸」(23日、ベストアメニティスタジアム)
若武者が電光石火の今季1号弾だ。前半3分、鳥栖FW田川亨介(19)が相手DFラインの裏へ抜け出してPKを獲得。「本当は(原川)力くんが蹴る予定だったけど、蹴らせてもらえた」と、開始からわずか3分で先制点を決めた。
狙っていた。開幕カード決定後から「自分が最初に点を取ると言っていた」。有言実行の得点に「(コースを)読まれていて危なかったけど、決められて良かった」と笑った。
東京五輪世代の19歳。この日の自己評価は「もっと裏へ飛び出さないといけない」と厳しいが、視察した森保・五輪代表監督は「どんどんレベルアップしている。試合で使ってもらっていることで自信をつけている」と評価。開幕星は逃したが、若きホープが存在感を放った。