J1C大阪、ACL広州恒大戦はスコアレスドロー 柿谷、杉本で流れ変えるも無得点

 「アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグG組 C大阪0-0広州恒大」(21日、ヤンマースタジアム長居)

 今季初のホーム戦でC大阪はスコアレスドローに終わった。

 尹晶煥監督(45)はターンオーバーを考慮してFW柿谷曜一朗(28)とFW杉本健勇(25)の2トップをベンチスタートとし、長身選手が揃う広州恒大に対し、新加入のFWヤン・ドンヒョン(31)とMF山村和也(28)を前線に並べた。「悪くはなかったが、思ったより呼吸が合わなかった」と指揮官が振り返ったように、前半は攻撃に流動性を欠き、シュート2本と流れをつかめなかった。

 後半に入ると同31分にヤン・ドンヒョンがゴールネットを揺らすが、直前にオフサイドの判定。同33分にも左CKからMFソウザ(29)が頭で叩き込んだだ、DF丸橋祐介(27)のキックがゴールラインを割っていたため、再びノーゴールとなった。

 尹晶煥監督は後半途中から柿谷、杉本を立て続けに投入。左MFに入った柿谷からチャンスが生み出され、同43分には柿谷の左クロスをニアに入った杉本が抜群のタイミングで合わせたが、相手GKの好守に阻まれ最後まで1点が遠かった。尹晶煥監督は「健勇も曜一朗もいい姿を見せてくれた」と評価を与えた。

 4年前にホームで1-5と大敗を喫した雪辱を果たすことはできなかったが、最低限の勝ち点1を加えてG組首位を守った。MF水沼宏太(27)は「負けなかったことは良かった」とし、指揮官も「(勝ち点1を)いいふうにとらえて、大事につなげていきたい」と前を向いた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス