「アジアＣＬ・１次リーグ、蔚山２－１川崎」（２０日、蔚山）

　各地で第２戦が行われ、Ｆ組のＪ１王者川崎は敵地で蔚山（韓国）に１－２で敗れ、初戦から２連敗となった。蔚山は１勝１分けの勝ち点４。プレーオフを勝ち上がったＥ組の柏はホームの三協フロンテア柏スタジアムで天津権健（中国）と１－１で引き分け、１敗１分けの勝ち点１。天津権健は１勝１分けの勝ち点４とした。

　川崎Ｆは敵地で自滅し、１次リーグ突破に黄信号がともる２連敗を喫した。自陣で無理につなごうとして失い、前半４２分にミドルシュートを被弾。後半２１分にも谷口が自陣で処理を誤り、奪われた流れから失点した。攻撃も迫力を欠き、終盤に知念のヘディングで１点を返すのが精いっぱい。「早く１勝したい」との鬼木監督の願いもむなしく、今季の公式戦初勝利は遠かった。