５月に２５周年を迎えるＪリーグは１５日、東京都内でＪ１、Ｊ２、Ｊ３の全５４クラブが参加して、開幕前の恒例イベント「キックオフカンファレンス」を開催。Ｊ１は史上初の平日開幕となり、２３日の鳥栖－神戸戦（ベアスタ）は唯一の金曜開幕カードとなる。神戸の吉田孝行監督（４０）は「注目されるのはありがたい。大事なのは勝つこと」と２年連続の開幕戦勝利を見据えた。

　「運動量が多く、ハードワークしてくる」と鳥栖の印象を語った指揮官。今季はボール保持を重視したスタイルへの転換を模索しているが、序盤戦に関しては「結果が大事」と現実主義に徹する構えだ。Ｗ杯ロシア大会の中断期間に入るまでの１５試合で「（チームを）いい状態に持っていきたい」と開幕ダッシュの青写真を描いた。