日本先制も…前半だけで3失点 韓国のサイド攻撃になすすべなし
3枚
「サッカー・東アジアE-1選手権、日本-韓国」(16日、味の素スタジアム)
日本は試合開始早々のPKで先制しながらも、韓国のサイド攻撃に対応できず、前半だけで3失点を喫した。
試合開始から1分が過ぎたころにFW伊東純也がエリア内で倒されPKを得た。これを小林悠が沈めて先制したが、その後に悪夢の連続失点が待っていた。
同13分には日本の右サイドから簡単に上げられたクロスを、中央でFWキム・シヌクに合わせられて同点に。同23分には、日本の左サイドからのFK、約20メートルの距離をMFチョン・ウヨンにぶれ球を直接決められた。
さらに、前35分には日本の左サイドから切れ込んだMFイ・ジェソンに日本の守備選手の意識が集中。右サイドバックのDF植田も引き寄せられ、逆サイドにいたキム・シヌクがフリーになった。パスが通りGK中村との1対1を冷静に決められた。
日本は守備的MFを1枚から2枚に替え、韓国のサイド攻撃に対応しようとしたが、ボールを左右のタッチライン沿いで保持した選手に対して、誰が最初にチェックに行くのか定まらず、後手にまわった。