ハリル監督、中国の成長実感「2022年に準備している」
「サッカー・E-1選手権、日本2-1中国」(12日、味の素スタジアム)
日本は中国と対戦して2-1と勝利。後半39分にFW小林悠(川崎)が先制点を決め、同43分にはDF昌子源(鹿島)が追加点。終了間際に献上したPKを決められたが、大会2連勝で2大会ぶりの優勝に王手をかけた。16日に最終戦・韓国戦を戦う。
ハリルホジッチ監督が、中国の成長に理解を示した。旧知の仲というマルチェロ・リッピ監督との対戦を終え「すぐにリッピ監督が何をしたいかが理解できた。2022年(カタールW杯)を準備しているんだなと」と感じたという。
昨年、中国代表監督に就任したリッピ監督は、06年のドイツW杯でイタリアを率いて優勝するなど、世界屈指の実績を持つ名将。ハリルホジッチ監督は「数カ月でいきなり進化はしないが、リッピ監督がもっとトレーニングをすれば成長するということを確信している。マルチェロ・リッピ監督を信頼していけば、中国は成長して、ハードワークして強いチームになると思います」と太鼓判を押していた。