誕生日弾のC大阪FW杉本健勇が“鉄人”山口蛍に驚嘆

 横浜M-C大阪 後半、ゴールを狙うC大阪・杉本(左)=日産スタジアム
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 「明治安田生命J1、横浜M1-4C大阪」(18日、日産スタジアム)

 C大阪が逆転勝利で4連勝を飾り、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場圏内の3位を死守した。

 25歳の誕生日を自ら祝った。日本代表FW杉本健勇(25)が2-1の後半25分にダメ押しとなる3点目。「最高のボールが来た」と、DF丸橋祐介(27)のCKをニアに走り込み頭で合わせた。「15点取ったくらいから一つの目標としてきた」という20得点に到達。浦和FW興梠慎三(31)と得点ランク首位タイに並んだが「2番はベッタ(ビリ)と一緒。一番になりたい」と得点王だけを渇望した。

 日本代表の欧州遠征を終え、16日早朝に帰国したばかり。ブラジル、ベルギー戦とも途中出場だったが「試合が始まったら体が思うように動かなかった。こういう時に結果を残すことがテーマ」と自らに課した。

 試合前には同じく欧州遠征に参加した日本代表MF山口蛍(27)から「体が動かなくなるから最後だけ頑張ればいい」とアドバイスを受けていたという。その山口は代表戦で2試合フル出場したにも関わらず、この日も90分間プレー。両チーム最長となる走行距離12・219キロを叩き出す“鉄人”ぶりに、杉本は「(代表戦で)2試合全部出て今日も走っていた。ホンマにすごい」と舌を巻いた。

 杉本も9月以降、代表戦帰りは3戦連発。長距離移動や時差という代表選手の宿命に打ち勝ち決めたバースデーゴールは、何よりの成長の証と言える。

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