DF吉田、強豪ベルギーに惜敗も「善戦で満足してはいけない」

 「国際親善試合・日本0-1ベルギー」(14日、ブリュージュ)

 サッカー日本代表は14日(日本時間15日未明)、国際親善試合・ベルギー戦に臨んで0-1と敗れた。10日のブラジル戦から先発2人を入れ替えた一戦では、後半27分に相手エースFWロメル・ルカク(マンチェスターU)に決められて被弾。対ベルギーは通算5戦目にして初黒星となった。

 DF吉田麻也(サウサンプトン)にとっては、収穫と課題を再確認した強豪とのテストマッチとなった。10日のブラジル戦で3失点した守備だったが、この日はベルギーを相手にチーム全体で連動したプレスを見せるなど、一定の成果を見せ「うまくいった部分が守備の面では多かったと思う」と話す。

 それだけに悔やまれるのが失点シーン。相手MFシャブリに4人の選手が置き去りにされ、最後はFWのR・ルカクに沈められた。「誰か一人だけではなくて、中盤も後ろも一瞬気をゆるめてしまったがゆえに、中に入られてしまった。結局1チャンスをものにする差が、大きく顕著に出てしまった」と唇をかんだ。

 ハリルホジッチ体制となってからは、初の世界レベルの強豪との対戦。ブラジル戦も含めた2試合で得た教訓を問われると「(相手のレベルが)上にいけばいくほど、細かいディテールが顕著に結果につながることを、僕も含めて多くの選手が学んだと思う。やっぱり(日本代表は)全然うまくないから、もっと必死になってやらなきゃいけないけど、みんなでハードワークすれば、こういうチームにもいい戦いができるんだっていうのも理解できた。ただ、善戦したっていうだけで終わりにせずに、やっぱりもう1個、2個足りないっていうのをきっちり理解して、前に進んでいかなきゃいけないなと思います」と話した。

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