“正直者”乾 微妙なシーンでPK否定
「スペイン1部リーグ、レアル・マドリード3-0エイバル」(22日、マドリード)
スペイン1部リーグ、エイバルのMF乾貴士が、レアル・マドリード戦でチームの得点機よりもフェアプレーを選択-。自身がペナルティエリアで倒されたかに見えた場面で、相手選手の反則を否定したという。
問題のシーンは54分。エリア内でゴールへ迫っていた乾はレアルのMFカゼミーロと交錯し、倒れた。スロー再生でもブラジル代表選手が足を踏みつけているようにも見えた微妙なシーンだった。
試合後、エイバルのメンディリバル監督は試合中継のテレビ局のインタビューで「(審判に対し)抗議すべきシーン。しかし、乾はロッカールームで『PKじゃない』と言っていた。(カゼミーロは乾に)触っていないと。彼は嘘をつく術を知らない」と笑顔で舞台裏を明かした。