FC大阪、雨中の決戦制し連勝 田中&須ノ又がゴール
「JFL・FC大阪2-1ヴェルスパ大分」(22日、ヤンマーフィールド長居)
サッカーJFLの第2ステージ第12節が行われ、大阪から3番目のJリーグ入りを目指すFC大阪は2-1でヴェルスパ大分に勝利した。
台風21号の影響による豪雨が降り注ぎ、ところどころに水たまりができているピッチコンディションで行われた。至るところでボールが止まる状態とあって、両チームとも思ったサッカーはできない。
この状態でまずペースを握ったのはFC大阪。前半24分にMF池永がサイドへボールを大きく蹴り出すと、MFジュニーニョがコーナー付近からダイレクトでゴール前にセンタリングを上げる。そしてこのボールをMF田中もダイレクトで相手ゴールに流し込み、FC大阪が先制に成功する。
後半4分にはMF井手口からFW川西とつなぎ、最後はMF須ノ又がドリブルからループ気味なシュートを沈めて2-0とリードを広げるが、3分後に大分はCKからFW栫が1点を返す。これを足がかりに大分が攻撃のギアを上げる。しかしFC大阪はキャプテンDF岩本をはじめとするディフェンス陣が奮闘。リードを守ったFC大阪が2-1と勝利を収め、2連勝を果たした。
FC大阪は次節、Honda都田サッカー場でHonda FCと対戦する。