浦和 3度リードも…G大阪に追いつかれる 柏木「もったいない」
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「明治安田生命J1、浦和3-3G大阪」(22日・埼玉スタジアム2002)
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で10年ぶりの決勝進出を果たした浦和は、ホームでG大阪と対戦して3-3と引き分けた。後半5分にFWラファエルシルバが先制点。2-2の後半28分には、FW興梠慎三が得点ランク単独トップとなる20得点目を決めるなど、3度のリードを奪うも終了間際に追いつかれた。
寒々しい空にブーイングが響く。得点を取っては追いつかれる展開が、90分間で3回も続いた。「ACLではあれだけ集中して守れているのに、こういう試合で勝ち点を逃すのは非常にもったいない」。MF柏木がうなだれた。
自身初のリーグ20得点という節目のゴールを決めた興梠も「自分が点を取ることが前提ではなく、チームが勝つのが一番。結果としては勝ちきれなかったので…」と歯切れが悪かった。
現在の目標である、来季のACL出場権を確保できる3位以内までの勝ち点差は9。柏木は「残り、全勝するつもりでやるしかない」と気を引き締めた。